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余談2 資格が欲しい 




令和元年10月


いち社員


資格を増やそうと頑張っているんだが








アラキにも資格手当制度があります


手当の金額は資格の難易度によって3,000円〜20,000円と巾がありますが一番高額な資格は何といっても1級施工管理技士です


資格手当は毎月当たり最高50,000円まで付加され、年間600,000円です、こう考えればぜひとも資格は増やすべきだと思います


ちなみに現在では2級施工で10,000円、1級施工で20,000円の手当が付与されています


目標は1級を三つと思っていますが貴方ならどうしますか?


しかしながら頭で勝手に決めても、中々実行できないのが現状の我々の姿です




一つの資格を取得しようと思えば、申込からですがこの書類を作成するにもかなりの手間を費やします


他に写真や住民票、卒業証明書等、申し込み書を郵送してから参考書や問題集を探しますが


アラキではこれらに必要な費用の半分を全て負担してくれますのでかなり経済的には助かります




まず学科を受験して合格すれば実地試験へと移り、実施にも合格すればやっと資格申請ですが


資格証の受け取りまで、申し込みからここまでの期間で約1年です




長い時間を費やして努力しても結果が不合格という厳しい三文字が立ちふさがることもありますが


こうなれば気を取り直してまた翌年度に・・・こう言葉で書きますと簡単ですが不合格となればかなり落ち込むのが現実です


それでも取得するために努力を続ける理由は、やはり仕事を続けていくうえで必要不可欠な資格だからでしょう


役所の担当官へ書類の説明や打ち合わせには主任技術者若しくは監理技術者が行います、こうなればどうしても資格を持っていないと


話さえできません、辛いですが本来はこんな形になっているようです




会社としても受注できる物件の工種は、その会社の保有している資格の種類によって制限されます、設備の資格が無ければ


当然、設備の物件は受注できませんので会社としても資格取得を励行するのはこのような理由もあるようです


それも2級より1級が遥かに有利になってくるのが実情、ですが簡単には合格しません


現場管理をする場合においても1級と2級では管理できる物件の規模が違いますし、1級に制限はありませんが2級には制限があります


ですから受験するのであれば1級を狙いたいと思いますが、ここでもある一定以上の実務経験者という受験資格が必須になりますので


おいそれと申込みさえできません、現実は結構厳しいものです




しかしながら、仕事をする上で少なからず資格が必要になってくるのは建設業界に限ったことではないでしょう


分野が違えばその業種に必要な資格が当然必要になってくると思いますので、やはり安易な仕事は無いようです


こうなれば愚痴のひとつでも出そうですが、取らざるを得ないのが今の時代の建設業界かもしれません