昆虫、草花編1
P14・植物、虫
道端で見つけた花や、作業中に飛んできた虫達です
ご存じの方やご覧になった方もいらっしゃると思います
一応ネットで名前を調べてみましたが確信はありませんので、あしからずご了承ください
コメント以外はWikipediaさんの説明文章です
ムスカリ
落ち葉と比較しても、小さなことがお分かりだと思います
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ムスカリ(学名: Muscari)はツルボ亜科ムスカリ属の植物の総称。狭義には、学名 Muscari neglectum をムスカリという
名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香のことである
花は一見するとブドウの実のように見えることから、ブドウヒアシンスの別名を持つ
一般的には球根植物、開花期は3月初旬から4月末頃。花色は鮮やかな青紫色だが
近年、白色、コバルト色なども見られる。花弁はあまり開かない
原産地は南西アジアあるいは地中海沿岸地方で、地中海沿岸が分布の中心
日本には30数年前ごろから市場に出回り、近年[いつ?]人気品種となって、各地の公園などでごく普通に見られる
ムスカリ属の一部は園芸植物としてよく栽培される。球根は数年くらい植えたままでも差し障りないが
できれば秋に掘り上げるとよい。病虫害もあまりなく、栽培しやすい植物である
早春を彩る花として絨毯のように多数を植え付けると効果的である
花言葉は、寛大なる愛、明るい未来、通じ合う心、失望、失意と、まるで正反対の意味がある
オオアオイトトンボ
なぜか指の先に停まって飛ぼうとしません、休憩?
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日本では、北海道、本州、四国、九州に広く分布する、小笠原諸島と南西諸島には分布しない
南九州では産地が限定され、鹿児島県では最近分布の確認が記録されていない
成虫は小型-中型で日本では西日本の個体は他の地域の個体よりも大型で、黒化する傾向がある
複眼は小さく左右に離れて球形、腹部は細長くマッチ棒のような形状
エゾアオイトトンボと形態が酷似するが、翅の縁紋がエゾアオイトトンボより細長、翅の縁紋の長さは幅の3倍程度
翅の付け根は括られたように細く、付け根部の横脈は2本、四角室はくさび形に先端が尖り、中に横脈はない
胸部側面斑紋の金緑色部は後方に延びて、第2側縫線に達しないことが多い
平地から山地の抽水植物が生育する明るい池沼、湿地や高山の池塘に生育する
生物化学的酸素要求量(BOD)が5-10 (mg/l)の少し汚れた止水の水質環境で生育する
未成熟の成虫はいったん水辺を離れ林縁で過ごす
オスは水辺の植物に止まり縄張りを持ち、同属の種と同様に翅を半開きの状態で静止する
交尾は水辺の植物に止まって行われ、朝から午後までの間に行われる
連結した状態で、水辺のガマやイグサなど植物に産卵が行われる
潜水産卵が行われることもある、越冬卵は-30 ℃の寒さに耐えられる
卵期間は6-8か月程度で、卵で越冬するが、温度が高いと2週間程度で孵化することがある
幼虫(ヤゴ)期間は2-4か月程度(1年1世代)、幼虫の出現期間は3-8月
成虫の主な出現期間は5月末-10月末、4月下旬から12上旬に見られることもある、8月以降に産卵を行う
アミメクサカゲロウ
夕方、照明に寄ってきました
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クサカゲロウ(草蜉蝣、臭蜉蝣)は、アミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科 Chrysopidae に分類される昆虫の総称
一般的には成虫は黄緑色の体と水滴型で半透明の翅をもつ
世界から87属1300種ほどが知られる、大きく3亜科に分けられ、その中でも一般的なグループであるクサカゲロウ亜科はさらに4族に分けられる
このうち日本に分布するのは2亜科(クサカゲロウ亜科では4族のうち3族)約40種とされている
ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla nipponensis)、ヨツボシクサカゲロウ(Chrysopa pallens)をはじめ10種ほどは人家周辺の環境で普通に見ることができる
成虫の体長は10 - 30mmほどで、触角は糸状で体は前後に細長い
翅は水滴型で、翅脈が細かい網目状に走っており、一部の種を除き斑紋はなく透明である
前翅より後翅のほうが小さい、種の識別には頭部の斑紋や雄の交尾器を用いる。主に夜行性で、灯火に集まる
クサカゲロウの名については、その草色の体色や、臭いためである(「くさ(い)」カゲロウ)とする説がある
ただし、成虫がくさい匂いを出すのは、日本ではヨツボシクサカゲロウをはじめとするクサカゲロウ属の数種と
シロスジクサカゲロウおよびキントキクサカゲロウだけであり多くの種の成虫は悪臭は出さない
花粉やアブラムシの甘露を主食とするが、カイガラムシやアブラムシを食べる種もいる
英名のGreen lacewingは前述の翅と体色の特徴に由来する
卵は長い卵柄を持ち、1個ずつ産み付けられる場合が多いが、種によっては卵柄をコヨリ状に絡ませた卵塊として葉などに産みつけられる
この卵は俗に憂曇華または優曇華(いずれも『うどんげ』と読む)の花と呼ばれるが
これは法華経に出てくる、3000年に一度如来が来るとともに咲くといわれる伝説上の花に由来する
幼虫は柔らかな腹部と、小さな頭部に細く鎌状に発達した大顎を持つ
足は三対の胸脚のみで、全体としてはアリジゴクをやや細長くしたような姿である
すべて肉食性で、アブラムシやハダニなどの小動物を捕食するためアリマキジゴクと呼ばれる
この食性から農業害虫の天敵としても利用されている
種によっては、幼虫は背面に鉤状の毛を持ち、そこに様々な植物片や捕食した昆虫の死骸などを引っ掛け、背負う行動を取
この行動は琥珀に封入された個体の発見により、1億1千万年以上前には既に存在したことが知られている
この行動はアリなどの攻撃から逃れるためのカムフラージュであると言う説もあるが、その効果は未だ明瞭にされていない
ビロウドツリアブ
材料の木に停まってずうっと飛ぼうとしません
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ツリアブ(吊虻)は、ハエ目(双翅目)・ツリアブ科(Bombyliidae)に属する昆虫の総称。広義のアブ(直縫短角群)に含まれる
和名の由来は、ホバリングしながら空中に静止している様子が、吊下げられたように見えることから
英語での名称は"Bee fly"(「ハチのような飛ぶ虫」)
成虫は長い口吻で花の蜜を吸う
幼虫は単独性のハナバチやカリバチの前蛹など他の昆虫に外部から寄生し、最終的に食い尽くしてしまう
ファーブルはヨーロッパ産の種について飼育観察を行い、幼虫の餌を食べる様子、蛹が自ら穴を掘って脱出することなどを記録し
ハチでは成虫がすべてお膳立てするのとは大違いであることに感心している(アブとは異なり、ハチは社会性昆虫であることに注意)
特にビロウドツリアブは早春に姿を現し、まだ花も昆虫も少ない季節に日向の花に訪れる姿が昆虫愛好家にはよく知られている