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ギャラリー3A




平成31年4月


B3・私たちは技術系の人間だと思っています





試し砥ぎに使う刃物は現在巾33mmの平のみを使ってみました、短くなった肉厚の部分で少し刃を寝かせていますので

荒のみに見えるかもしれません

( 素人のデジカメですので、ことさら綺麗に撮れません、スミマセン )



マクロアップの縞の状態、見えますか?


ヌルヌルした感じの汁はほとんど出ません、サラサラ




上記の砥石で仕上げました



気になっていた縞の部分で砥いだ時ですが


筋のような傷を付けることもありませんでした




砥ぎ感触は吸い付いた状態では重いですが


全体に滑らかで、少し抵抗感があります





試し砥ぎのノミは中仕上砥まで行いました、まずは荒砥から



条件@ 荒砥


日曜日のお昼2時位に開始、気長に砥いでいます、古い砥石を使っています








条件A 次に中砥


シューッシューと快調です、摺り傷が薄くなってきたような気がします


バケツの中の砥石にコツンと当たりましたので端に小さな欠けがあります



条件B 中仕上砥まで


中砥とあまり変わりませんが、砥いだ感触が少し硬めの砥石


知らない間に時間が過ぎています








意味不明かもしれませんが・・・


上記Bの次にこんなことをやってみました




@ 人造砥石 # 10000 を摺り合わせたら


今回の砥石に人造砥石を擦り合わせた粒子を混ぜると地金の模様が消えて来たので中止


ベターと鏡面になってきました、人造のほうが柔かい感じ、切れ味は試していないので不明






A 表紙の赤っぽい切れ端を摺り合わせたら


同様に摺り合せた粒子を混ぜてみると地金の縁が僅かに明確になってきました


模様も出ています、滑らかな感触、地金にも色んな鉄の種類があるようです






B まるっきり他の天然砥石を摺り合わせたら


同じ位の硬さに感じましたがこの砥石の目の細かさはよくわかりません


地金の模様は復活しています、砥いだ順番はこれを最後にしました





良かろう悪かろう、わからないまま自由に組合せて使っては楽しんでいます、興味は尽きません

他にもまだ砥石の切れ端がありますが、いつか庭に転がっている普通の石でも試してみたいものです




上手く砥げなくても、お気に入りの砥石を使う時は一番楽しいような気がしますがいかがでしょうか


光る刃物を肉眼で見えるように撮影することは難しいということも今回知りました、雰囲気だけでも伝わっていただけますと

少しは報われます

関係ありませんが、日本刀固有の雰囲気は神秘的に溢れ非常に美しく憧れてしまいます


なにわともあれ、とりあえずノミ一本できました、バケツの中の砥石に当てた欠けは何個かありますが良しとしときましょう